2011年11月2日水曜日

霧の街

昼夜逆転生活の日が続ていて今日が何日で 今は何時なのか
時間の感覚もおかしくなっていて気が付くと音を出しては
いけない時間帯・・・

「10月も終わる頃に近づいているのだ」と思いつつ
毎日 何時間もおとなしく本を読む時間が多くなっていました
この日もじっとして村上春樹に没頭していました

スーッと冷風が入ってきたので 顔を上げると
ベランダに出た夫が「見てごらん とってもキレイだよ」と
静かに呼んでいます

これが私の住んでいる町なのかしら
やっと明るくなり始め 薄ぼんやり 白白明けのしじま中に
霧の雲の中にひっそりと包まれた静かな町がありました
いつも見ている町とは違う 乳白の世界にうっとりします
幻想的で優雅な空間に包まれ映画のワンシーンの中にいる心地

昼夜逆転も良いものだナーとセンチメンタルな気分でした

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