2017年4月13日木曜日

皇居のさくら

 さくら満開のお便りが届ています「私の街はまだネ~」「イマイチネ。」と
何日間かご近所と挨拶していましたが、やっと咲いてくれた様なので、
昨日、近所を歩いてみました。「麗かな空の下」を期待したのですが、
「寒さ身に凍む曇り空」なので早々に散歩をやめて帰って来てしまいました。
4月の今頃になるといつも、「変な陽気だネ、あったかいんだか、
サッムインダカ。日が落ちと冷えるよねー」って言いながら
ヒーターを入れている。
そして、今日は雨、船が汽笛を鳴らして運航しているのかしら、
雨音と車のタイヤが「シャバシャバ」水を蹴る音に混ざって
遠くで「ボー」って汽笛が聞こえてる。
今年はスカーッとした晴れ空でさくらを見ることが出来ないのかしら・・・
 清々しい空の下での「さくらの写真」は2014年の皇居のさくらです。
この年は皇居内の乾通りを開放して下さるとの事。
私たちは、「普段入場出来ない所だから」と出かけました。

普通に「入場出来る所」でも、出かける事が少ないので、行った事が無い所が
多いです。(それは単なる出不精だから です。)
お花見も近所のさくら見物以外ないので、集まっている人の多さに驚きました。
 地下鉄を降りて何番出口に行けば良いのか迷っていると、大勢の人が颯爽と
同じ方向に進んで行きます。
この流れについて行くと「きっと皇居に着くんだ。」と從って行く事に。
どなたも歩く速度が早い早い、トットット、トットット・・・・
「入場門は何処ですか?」と問うてる人に
「もう間に合わないんじゃないか」と答える警官の声に、
人々は一層、急ぎ足にタッタカ、タッタカ、・・・・
私の息は、ハーハー、ハーハー、運動不足じゃ、ハーゼィ・・・
入場門近くには、旗の元で「乾門で集合です。」とバスガイドの声が聞こえ、
外国の方も沢山います。

皇居前広場に着くとコーンで仕切られていて誘導しています。
ぐるりと置かれた、そのルートを前が進めば、私も進みます。
広場をゆっくり歩き。最後尾に走って着いた人も此処で息を整て、秩序よく。
チェックを受けて、入場です。

 前を向いても、横を見ても人、ひと、ヒト、皇居のお花見だから
特別人が多いなのでしょうか。
乾門迄の途中には水飲み場が有り女性が「甘くて美味しさワ」と言い、
警護の方が「これは普通の水道の水ですよ〜」と答えているのが面白く、
「オー、此処は一段良い景色」思っていたら「ここが一番見どころですが、
渋滞してますから、進んでください。」とやんわりガイダンスもあり、
迷子の案内もあり、とにかく大勢の人。
笑い声や話し声、皇居の中も騒がしい。
その声に「平和だなー」と嬉しい気持ちが広がります。

そういえば私の住む区内にも川の両岸に植えられた桜の名所が有り、
同じアパートの上の階の方が「船頭さんをしている。」と話していました。
お元気かしら?いつか船に乗って、さくら見物してみよう。