2014年2月3日月曜日

キャサリン・フィンドレイさん(Kathryn Findlay)



夫とコラボレートして別のサイトを開いている 最近はほとんど夫の担当です
そのサイトに「訪問者が増えている」と夫が言う
知り合いが活躍してくれると検索されて順位が上がり訪問者が増えてくれるので
誰か が 活躍して話題になっているのネ 楽しみ と弾む心で見てみると

キャサリン・フィンドレイさん
いつも素晴らしいご活躍で嬉しいのです
今度は何を受賞したのかしら ワクワク

親切で優しく静かでユーモアたっぷりに私達をインテリジェンスで快活に包んで下さった
貴方と牛田様が佐賀町の穀物倉庫で作品を発表なさった時 作品を拝見し
お会いして間もないのに私達は恥知らずにも「推薦文を書いて下さい」と
お願いをしました

よく知らない厚かましいだけの私達でしたのに 
作品に組み込んだ気持ち 私達の内心を汲み取り 作品をご理解くださり
推薦文をお書き下さいました
本当にありがとうございました


後にお礼状を書かせて頂いたのですが貴方の事を知れば知るほど
その書き方を恥ずかしく思います

パーティで初めてお会いした時 貴方は日本語で書かれていた栞を
発音もイントネーションの間違いもなく綺麗な日本語で慎ましやかにお読みになられました 
とても謙虚に本当に力の有る方は偉がらないのですね 大好きになりました
私は日本語もお読みになれる方と思い 英語の出来ない私は それを日本語で書きました

その書かれた物を見て私を馬鹿な人と思った事でしょう

日本人は「ひらがな」から覚えるので「ひらがな」を添えることで
「すらすら」お読み頂け 感謝の気持がストレートに通じるかしらと
その手紙に全部ルビを振ると 言うより全文ひらがな書きを添えたからです
私を失礼な人とお思いになられたでしょうか

生命力豊かに独創的建築で独特な世界を作り出していらっしゃる建築家の方との
認識は有ったのです が  世間知らずの私は
日本で一番と言われている大学で教鞭をお執りになり 指導にあたられている方とは
その時 知らずに出した手紙です ルビなんているはずもない方だったのに
無知で馬鹿な子の一生懸命の勘違い オッチョコチョイでした 

ずーとお会いしたく思っておりました
ご連絡申し上げた時はもう帰国をなされた後でした

検索で来てくださる方が多くなったのは受賞ではなく「訃報」だったのでしょうか
ジェーンドリュー賞を受賞した日の1月10日に亡くなるなんて
ご病気だったとは言え旅立つのには まだお若く早すぎます
いつかお会いできる と思っておりました
いつかと思っていたのに残念でがっかりです
私達のサイトに来られた方たちも「がっかり」なさった方たちだったのでしょうか

時として 聞きます「生命は永遠だからまた会える」と そうは言われても・・・・・

私と知り合いになった方 お願いです 私より先に亡くならないで

人は歳を重ねそして死に至る 誰人にもどうしようもない自然の法則
このままだと地球が人で溢れバランスが崩れて 後2千年位で
地球が滅んでしまうと言われている事も知っています

私のエゴです ワガママです
私と知り合いになった同年10才 20才 30才 40才 年上の方
10才 20才 30才 年下の人 私より先に死なないで
世の理とは頭では解っています が
お願い 私より先に逝かないで
家族が息を引き取り 友人旅立ち 知り合いが帰らぬ人になったりは とても寂しいです

キャサリン・フィンドレイさん お会いしたかったです
キャサリン・フィンドレイさんがお亡くなりになられたことはとても残念です
聡明で心優しく 温かくなごやかなキャサリン・フィンドレイさんと出会えて幸せでした