2016年4月6日水曜日

びわタルト と 杏仁豆腐

 何日か前、寒い寒いの言葉の中に「今日は少し暖かいのかしら」と
挨拶するようになったら、もう店先に「びわ」が並んでいました。
桜の開花宣言を聞いたばかりなのに、もう「びわ」って、アレ~~~
確かに早生種も有るとは思うけど・・・・
 弥生から卯月に入ったばかりの日、蕗を買って来たので「びわ」を見たのは
3月中旬。
 昨年ご近所にお伺いした時に頂いた「房総のびわ」そのびわを「びわタルト」にして
写真を撮ってあり、ブログに載せたいと思いつつアップせずに・・アレ?
もう「びわ」が売られるような季節?
 びわの種を使って杏仁豆腐も作ってひんやり口当たりが心地よく感じたのは6月だったと
記憶が残っているのですが・・もう初夏???
ブログ掲載を急がないと・・・・・焼き菓子だけでなく、冷菓も作ってみたり、
たまに出かけたりして写真を撮っているし、「これも撮って、これもお願い」と
夫に写してもらった写真がどんどん溜まっていきます。
時の経つのは早いもの・・大変だ。
のんびりの更新で、溜まる、たまる、写真が・・溜まる。ガンバレ~自分!!
 びわタルトって焼いたタルト生地にクレームレジェール(カスタードクリームと
生クリームの泡立てたものを混ぜる)のフィリングに「びわのコンポート」を載せたもの
 びわコンポート作りと言っても皮を剥いて果肉を水に砂糖をテキトーに入れた
シロップで煮て、出来たらリキュール少し入れて美味しさ倍増に作った、テキトー物です。
タルトに使用しなかったコンポートびわとシロップは杏仁豆腐に使います。

種を使って、杏仁豆腐を作ります。
種は水に漬け一晩冷蔵庫に寝かして茶色の皮は取り除き、
乳白色の部分を使います。(この時点ではそれほど香りはしません)
皮を剥いて水を入れ、ミキサーで細かく砕きます。
するとアーモンドのような独特の甘いなんとも良い香り。

この時は、種を剥き始めたのが夜中で、ミキサーの音が「ウィンウィン」うるさいかナー
夜中のミキサーは十分に回せないし、今日は作業をしない方がいいか?と一旦停止
砕いた種を水と一緒にまた冷蔵庫に入れました。
次の日、種からの芳醇な香りが水に移り、一晩置いたのが幸いしたのかしら

 キッチンペーパーで越して搾り、その乳白色の液で寒天を煮溶かし、
器に流し入れて固めます。
固まったら切り込みを入れ、シロップを注ぎ、置いておくと自然に浮いてきます。
コンポートしたびわを杏仁豆腐と同じ位の大きさにカットして、
しっかり冷やしてシロップと共に召し上がれ!!